犬は吐いたものに帰る 生物の常習性
「犬が自分の吐いたものに戻るように、愚か者は自分の愚かさを繰り返す。(箴 26:11新共同訳)」
犬には犬の事情があり、吐いたものに戻ってくるのでしょうね。
また、動物の母親が先に食べて、排せつしたものを赤ちゃんに食べさせるということもあるそうですね。
でも、それは、それぞれの生物の生態ですから、それが悪いわけではありませんね。
ここで指摘されているのは、そういうことを必要としない人間が悪習慣から抜け出せない状況を描写しています。
人間は、秩序か無秩序かを問わず習慣化するのですね。
ある日、「もうこんなことはやめにしよう」と決意しても、また、同じような習慣を繰り返してしまうのですね。
そのために大切なのは、「こんなことを繰り返している自分はだめだ。」と自分を責めるのではなく「こんなことを繰り返してしまうのが自分なのだ。でも、こんな自分でも創造主は大丈夫だと認めていてくださるのだ。」と自己受容することなのですね。
自分では、どうすることもできない悪習慣(罪)から解放するために、イエス・キリストが、身代わりに十字架にかかってくださったのですからね。
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