視点を変える

相手の立場に立ってなどと耳にしますが、ナカナカ実感が持てないものですね。

それなら、いっその事「○○になりきってみる」というのはどうでしょうか?

一人芝居で「声帯模写」という芸がありますが、今で言えば、声優さんを何人も一人で演じるみたいな感じですね。

それをまねして、自分がしっくりやり取りができない人になりきってみるのです。

しかし、性格までは変えられませんから、その人の普段の態度から想像してなりきってみるのです。

そうすると、どう言われたら怒り、どう言われたら和むみたいな手がかりが掴めるとやった甲斐がありますね。

別な言い方でいうと、自分の物差しの外側に出てみるというコトです。

自分には、こうだとシックリするという基準が、個人差がありますが、それぞれにありますね。

それが、固定観念になっている可能性があるのです。

その固定観念は、相手までもこうでなければ受け容れないというふうに適用してしまうなら、コミュニケーションもうまくいくはずがありませんね。

まあ、お互いにそういう壁を持っているという現実もあるのです。

ただ、その壁をブレークスルーしたいと思っているのなら、試してみる価値はありますよね。

想像力と演技力にかかっていますね。