寄り添うこと看ること

看護師に患者が期待すること、「医師に指示された医療行為を適切にして欲しい、不快感を聴き取りや看て対策をして欲しい、一緒にこれからのことを考えて欲しい。」などがあると思います。

特に、慢性的な末期の症状であれば、なおさら、どうしようもない現実に寄り添って欲しい。

人間は、病気の有る無しにかかわらず、限りがある命です。

具合が悪くなった時に、病名がつくケースもありますが、不明のこともあります。

極論をすれば、人間は、どうなるか分からない、解決策(正解)がない中で生かされているのではないでしょうか。

その中で、特効薬があれば、悩みも減るのでしょうけれど、そのほかの要因を取り去るほどの特効薬は、残念ながらないですね。

これを踏まえて、重要な要素を考えてみると、「患者の心の痛み」にどう対応するか?ということになるように思います。

身体の不快感をケアすることも大切なのですが、それよりも「心の痛み」を知り、それにどのように寄り添うかが最重要テーマなのですね。

私は、「どうしようもならないことの共有」と表現したりしますが、決して投げやりではなく、「今、最大限できること」にフォーカスしていくために、どのようにしていくのが、「QOL」を高めるのかをも考える余裕が大切なのですね。

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Posted by dblacks