平和に満たされる
『また、キリストの平和があなたがたの心を支配するようにしなさい。この平和にあずからせるために、あなたがたは招かれて一つの体とされたのです。いつも感謝していなさい。(コロサイ3:15新共同訳)』
自分の心を支配するという感覚をほとんどの人は意識していないように感じます。
積極的あるいは消極的にでも意志決定しているのは、自分自身なのですから、自分を動かしているのは自分であることに変わりはないのです。
しかし、自分がそのように選択して良かったことに関しては、自分が決めたと考えられるのですが、渋々選択せざるを得なかった、自分に不利な意志決定に対しては、自分で決めたことにしたくないこともあります。
納得できていないからそのように思うのも当然ですね。
世間的に嵐のような平安を感じられないような中でも、穏やかで居られる方法を、ここでは示されています。
それは、自分の心を「キリストの平和」が支配するようにということです。
自己の意志決定とのバランスが課題になるのですが、「キリストの平和」は絶対に揺るがないモノですから、それを基準に色々なことを思いめぐらしていくということですね。
人の心をかき乱すモノは「理不尽だ」「どうしてこんなことが…」などとありますが、カッカしていても、不快感が募るばかりです。
まず、それを横に置いておいて、自分が受けているいのちの存在について感謝をしてみましょう。そして、物質的な祝福についても感謝してみると、かなり落ち着くはずです。
創造主である神は、被造物である人間を超越した存在ですから、人間の理解を超えたプランを持っているのだろうと、客観性を持ってみることも大切なのでしょうね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません