不和と憎しみの根元 プラトン
『「不正」はお互いの間に不和と憎しみをつくり出し、「正義」は協調と友愛をつくり出す。 プラトン』
歴史をふり返ってみても、不和と憎しみは至る所に色濃く残っているのを目にします。
プラトンは、その根元にあるモノは、「不正」であると指摘します。
アダム以来のDNAは人間を不正に誘います。人間が受け継いでいる性質は、「正義」を努力なしでは達成できないようですね。
偉人と評価される人々の多くは、この「正義」を実践されました。
しかし、歴史の中には、「一人を殺したら殺人犯、大量虐殺をすれば英雄」などという現実もありますから、人が共に生存する難しさをヒシヒシと感じさせられます。歴史の為政者も自分たちのために、そして、スポンサーのためにエゴイズムが発揮された一面もあるのですね。
自分だけOKでは、協調性や友愛にたどり着くのは難しいでしょうね。
多数の人が認める「正義」が示されてこそ、協調と友愛がつくり出されるのですね。
やがて、「創造主である神の愛による正義」が示されて、真の平和がやってくることを待ち遠しいですね。
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