よりよいコミュニケーションをはじめるために ヤコブ1:19

『わたしの愛する兄弟たち、よくわきまえていなさい。だれでも、聞くのに早く、話すのに遅く、また怒るのに遅いようにしなさい。(ヤコブ1:19新共同訳)』

よく話す人とほとんど話さない人の組合せを見かけるものです。本当のところはどうなのかはわかりませんが、話さない人はいますね。どこかに、気持ちの表現手段を持っていれば良いのにと気になるコトもあります。

まず、「聞くのに早く」とは、「まず、聞く」ということですね。そして、とにかく聞くということです。相手の気持ちや伝えたいコト、言葉の奥にあるものまでも、聴けると最高ですね。

次に「話すのに遅く」と記されていますが、慎重にタイミングを見計らって話を切り出すというニュアンスでしょうか?相手に応答するのに、適切な対応は何かを探って、コトバを選びながら、発言をすることが大切なのですね。聴いてから考えて話すという順序ですね。

そして、「怒るのに遅いように」とまで、アンガーマネージメントで言われるように、6秒間待ってから、怒りを表現するという感じでしょうかね。相手の話の内容が、怒りに関してならなおさら、一緒に熱くなってしまわないように用心が必要かも知れませんね。

「わきまえる」という前提で、このフレーズの流れが来ていますから、わきまえていれば、まず人の話を聴き、適切な応対をし、怒りに引きづり込まれないということですね。

どのように「わきまえる」のかを、人生の中で日々研鑽をしていくのが、与えられた使命なのでしょうね。

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Posted by dblacks