中途半端だと愚痴がでる 武田信玄
『一生懸命だと知恵が出る。中途半端だと愚痴が出る。いい加減だと言い訳が出る。 武田信玄』
上杉謙信と川中島で合戦を繰り返し、三方ヶ原では徳川家康を破った武田信玄ですが、53歳で病没したとされています。
そのような功績を支えたのは、このフレーズなのかも知れませんね。
ナカナカ絞ろう、出そうとしても出てこないのが知恵ですね。
でも、言い訳や愚痴は、まるで泉のように、何の努力しなくても出てきますね。
「いい加減」と言葉は、本来なら、「良い加減」から来ています。真逆の意味になっているのは不思議ですが、「加減」をするのが難しいので、中途半端になってしまうケースが多いからなのかなと筆者は考えています。
「一生懸命」に取り組む姿勢は「知恵」にたどり着く近道のようですが、気をつけたいことがあります。
それは、闇雲に努力するのではなくて範囲を絞ることです。
人間の集中力には限りがありますから、「ココ」という範囲に集中してエネルギーを注ぎ込むのが大切だと考えています。少しずつ、範囲を調整していく必要も出てくるでしょうけれど、そのフィードバックも含めて、やがて「知恵」に繋がって行くことでしょうね。
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