人間は考える葦 パンセ
『人間はひとくきの葦にすぎない。自然の中で最も弱いものである。だが、それは考える葦である。 パンセ』
「人間は考える葦である」というフレーズはあまりにも有名ですが、これには、前置きがあったのですね。
なんと「自然の中で最も弱いものである。」と評されているのですからね。
人間には、この地上を治める役割を与えられて創造されたのです。でも、自然界の営みは、人間が仕掛けているのでも、維持しているのでもなく、すべては、創造主である神に因るモノだと、私には意識させられます。
自然界の中で一番弱い人間だからこそ、その位置に置かれているのかも知れませんね。
ほ乳類でも、生まれて数時間もすれば、自立歩行ができる動物が大半です。自立歩行するまでに、約一年を必要とするのも、一つの弱点なのかも知れませんね。一人で行動できるまでにはもっと期間を必要としますね。
成長に時間をかける人間は、知識を獲得し、知恵を授かる要素もありますから、適材適所という理解もできますね。
現代社会でも、人間が自然を破壊しているという指摘はあっても、自然のために貢献している例は、極々僅かなのでしょうね。
少しでも、考える葦としての役割が果たせたとしたら嬉しいですね。
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