逆境が作るもの トルストイ
『逆境が人格を作る。 トルストイ』
ゴルフでは、アゲインスト(逆風)やフォロー(順風)と言われますが、実は、和製英語らしいですね。
アジア・ヨーロッパでは、向かい風を(Head wind)と言ったり、追い風を(Tail wind)と言うそうです。航空用語として使われるもので呼んでいるようですね。
また、アメリカ・カナダでは、向かい風を(Into the wind)、追い風を(Down wind)と表現することもあるのだそうです。
所変われば、言葉も変わりますから、難しいですね。
風の状態で言えば、逆風、順風、無風という表現もできますね。
「見えるモノしか信じない」という人もいますが、風は見えないので無いと言い切れるでしょうか?
身体に感じる空気圧や建物が軋む音や揺れる木々の枝や葉を通じて、風の威力を見せつけられます。
特に、台風などの嵐では、身の危険さえ感じるときがありますから、思わず力が入ってしまいますね。
少し、回り道をしましたが、逆境は、自分にとって向かい風で、一歩前に進みにくい状態ですね。
このような状態の時に、今できることを考えて、集中力を高めていく習慣化を強めていくことで、鍛えられていくというイメージですね。
人が持って生まれた性格というのは、一朝一夕には変えられるものではありませんが、動かしがたい現実に向き合うことで、変えられていく可能性が高まるのですね。
その時、その時に、与えられた状況こそ、人格が鍛えられる最大の要素なのかも知れませんね。
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