イスラエルの民に語るモーセ 出エジプト4:30

『アロンは、【主】がモーセに語られたことばをみな語り、民の目の前でしるしを行った。民は信じた。彼らは、【主】がイスラエルの子らを顧み、その苦しみをご覧になったことを聞き、ひざまずいて礼拝した。(出エジプト4:30-31新改訳2017)』

創造主である神がモーセに伝え、モーセがアロンに伝え、アロンがイスラエルの民の前に語るという順序で、このプロジェクトが始動しました。

また、イスラエルの民は、しるしを見せられたので、創造主である神のプロジェクトを信じて礼拝をしました。

そのしるしは、「杖を蛇にして、蛇を杖に戻す」と「手を懐に入れて皮膚病にし、再び懐に入れて戻す」と「ナイル川の水を血に変える」でした。

ここに出てくる「蛇」は「コブラ」のことで、エジプトの権威を示す「王冠」にも彫り込まれています。

それを自在に操ることが、創造主である神の証明になるのですね。

イスラエルの民は、信じたと言っても、表面上の信仰だったのかもしれません。

人間の心は絶えず揺れ動いていますから、「信じます」といっても、いつの間にか「疑念」が膨らんできて、「不信」に陥ってしまいます。

でも、この段階では、プロジェクトを進めるために、イスラエルの民は信じていて、順風が吹いていたのですね。

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Posted by dblacks