系図について 出6:14-27

『 ◆モーセとアロンの系図
彼らの家系の長は次のとおりである。イスラエルの長男ルベンの子らは、ハノク、パル、ヘツロン、カルミで、これらがルベンの氏族である。シメオンの子らは、エムエル、ヤミン、オハド、ヤキン、ツォハルおよびカナンの女から生まれたシャウルで、これらがシメオンの氏族である。レビの子らの名は家系に従うと次のとおりである。ゲルション、ケハト、メラリ。レビの生涯は百三十七年であった。ゲルションの子らは、氏族に従うと、リブニとシムイである。ケハトの子らは、アムラム、イツハル、ヘブロン、ウジエルである。ケハトの生涯は百三十三年であった。メラリの子らは、マフリとムシで、これらが家系に従ったレビの氏族である。アムラムは叔母ヨケベドを妻に迎えた。彼女の産んだ子がアロンとモーセである。アムラムの生涯は百三十七年であった。イツハルの子らは、コラ、ネフェグ、ジクリである。ウジエルの子らは、ミシャエル、エルツァファン、シトリである。アロンは、アミナダブの娘でナフションの姉妹であるエリシェバを妻に迎えた。彼女の産んだ子がナダブ、アビフ、エルアザル、イタマルである。コラの子らは、アシル、エルカナ、アビアサフで、これらがコラ人の氏族である。アロンの子エルアザルは、プティエルの娘の一人を妻に迎えた。彼女の産んだ子がピネハスである。以上が氏族ごとのレビ人の家長である。主が、「イスラエルの人々を部隊ごとにエジプトの国から導き出せ」と命じられたのは、このアロンとモーセである。そして、イスラエルの人々をエジプトから導き出すよう、エジプトの王ファラオの説得に当たったのも、このモーセとアロンである。(出6:14-27新共同訳)』

ここでは、モーセとアロンを紹介するために、イスラエル(ヤコブ)の子の中からルベン、シメオン、レビを取り上げて、4世代にわたって紹介しています。

40年以上の月日は、世代を変えたり、体制が変わったりして、「あの人が突然出現したが、どこ出身のどういう人なのか?」という疑問に応えるために、この系図が挿入されているようです。

アロンとモーセの父はアムラムでレビ族でした。

アロンは大祭司の役割を果たし、アロンの子のエレアザルが2代目の大祭司をするコトになります。

また、ナダブとアビフはアロンの子でしたが、異火を捧げたので殺されました。

さらに、アロンの従兄のコラは、モーセとアロンに敵対して、頑なだったので、大地が裂けて一族共に飲み込まれる事になりました。

さらっと名前が並んでいると、読み進めるのが辛くなる聖書ですが、それぞれの人生に興味深いストーリーがありますので、それらを読み進めてみることによって理解が深まってくると思います。

系図の中で、最も重要なのは、メシアであるイエス・キリストに至る系図です。その登場人物は不思議に満ちていて、創造主である神の摂理が織り込まれているのですね。

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Posted by dblacks