死から救い出すモノ 箴言10:2

『不義によって得た財宝は役に立たない。義のわざは人を死から救い出す。(箴言10:2新改訳2017)』

「既得権益の打破」などと政治スローガンを掲げますが、それらの多くは、自分たちに対抗する勢力に対して適用されるケースが多いのではないでしょうか?そもそも、権力を握っていると言うだけで、様々な利益を生むという構図は、人間の歴史で指摘され続けています。

脱法のワイロは、海外の口座にプールされると聞きますが、それらを少しでも使える人がいれば幸運な存在かも知れません。多くの場合、絵に描いた餅で、焼いても食えない代物というケースだそうですよ。また、名誉という誘惑もあります。饅頭をもらったとしたら、中味が入っているのか?毒は入っていないのか?確認する必要がありそうですね。

それよりは、自分でコツコツと行商をして、積み上げたモノの方が、苦労が染みついているだけに感慨もひとしおでしょう。

でも、人間は楽してお金を得たいと考えてしまう傾向がありますね。

財産よりも大切なモノがあります。できるコトなら、すべての財産と引き替えても、死を回避したい、そして生きていたいと願います。

余談ですが、この願望を7回心臓移植手術と言うカタチで果たした大金持ちがいたとか。

でも、ここでは、人を死から救い出すのは義のわざであると記されています。

イエス・キリストが地上で生活をしていた時に付き合っていたのは、もれなく「罪人」と認定されるような人々でした。もともと、人間は全員「罪人認定」を受けていますから当然ですね。

でも、イエス・キリストに出会った人は、それまでの生活を改め新生活をしている人たちがいます。

収税人のザアカイなどは特徴的です。イエス・キリストは、彼に「今晩、お前の所に泊まる」と言っただけでした。その愛を感じて、生き方を変える決心をザアカイ自身がしたのですね。

時代を超えて、今でも、まだ、人生の生き直しができます。今日、また新たないのち(永遠の生命)に歩むことができるのですから、チャンスを生かしたいですね。

未分類

Posted by dblacks