ハイプライスとプライスレスの違い
「かけがえがない存在」は、他に代替えができないことを表現しています。
この一つの表現に「わたしの目にはあなたは高価で尊い(イザヤ43:4)」というものがあります。
これは、創造主である神が、被造物である人間一人一人に向けている愛を感じる部分でもあります。
この「高価」という理解で、自己評価が変わってしまうこともあるようです。
そもそも、「道を踏み外した人間に助け船を出すために、三位一体の唯一神の第二位格(御子イエス・キリスト)が、肉体に宿って贖いのいけにえとなり、全人類の罪科を払いきり、信じる者を創造主の養子(神の子)とする」というのが、「究極の愛」の真相でしたね。
「高価」というのは、御子イエス・キリストの生命とつり合いがとれる価値なのです。
ですから、人間はそれを信じるだけで自分の罪科を免除してもらえるのです。
人間には、その「高価」を支払うだけの財力を世界一の大富豪であっても、持ち合わせていないのですね。
このことから、この「高価」は、「ハイプライス(値段が高い)」よりも、「プライスレス(評価不可能)」と解釈する方が、ストンと腑に落ちるように考えています。
もし、自分のいのちをかけてもおしくないと考える愛する対象がいるとしたら、スゴい幸せな人だと思います。
そうであれば、その人が愛している人は、きっと他の人では代替えがきかない大切な存在なのでしょうね。
この「高価」を他の翻訳では「宝」としているモノもあります。
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