知っていても… 貝原益軒
『知って行わざれば知らざるに同じ。 貝原益軒』
「知っているのに知らんふり…」などと言いますね。
でも、この貝原益軒先生のフレーズでは、「知ってても行動しないなら知らないコトと同じだ」と指摘しています。
「知る」と言うことにも、どの程度を知っているのか、また、本質を知っているのかなど様々な視点があります。
言葉だけ知っているのと、じっくり観察して考察まであるのでは、知っている深みに大きな差もあります。
必要最小限の情報で良いかと考えられるようになったのは、いつからか記憶にありません。
自分が知っていれば、「知らない」とは言えませんので、どうせなら知らない方が良いからです。
ついつい、興味本位で聞いてしまったりすると、「知らない」と嘘をつくことになってしまいますからね。
まあ、その場合「私の口からは言えない」とでも言いますかね。
知ってしまうということは、それなりに責任も伴うのだと感じています。
大切なのは、「知ったことを適切に活用する」というコトに尽きるのでは無いでしょうか?
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