信仰者たち ヘブル11:13

『これらの人たちはみな、信仰の人として死にました。約束のものを手に入れることはありませんでしたが、はるか遠くにそれを見て喜び迎え、地上では旅人であり、寄留者であることを告白していました。
しかし実際には、彼らが憧れていたのは、もっと良い故郷、すなわち天の故郷でした。ですから神は、彼らの神と呼ばれることを恥となさいませんでした。神が彼らのために都を用意されたのです。(ヘブル11:13、16新改訳2017)』

モーセはの長男をゲルショム(寄留者)、次男はエリエゼル(神は助け)と命名しました。

人間は、この地球上に生命を授かって生まれて来ますが、やがて、肉体的生命を終えて旅立ちます。

こう言う意味においては、全人類がこの地球上では、寄留者であることを示しています。

ヘブル書の11章は信仰について記されています。

アベル、エノク、アブラハム、イサク、ヤコブ、などの名前が挙げられています。

イスラエルの民は、アブラハムからイサク、ヤコブへと引き継がれていたのです。

アブラハムは、カルデアのウルからハランを経て、約束の地にたどり着きました。

それには、創造主である神の導きは不可欠でしたが、それと同様に信仰が不可欠だったのです。

人間の限界を超えた所で、創造主である神の御手のワザによって、次のステップが示されて言ったのです。

そして、彼らは地上を後にしました。正に、彼らは地球上では寄留者だったのです。

モーセは、大叔父の名前を自分の長男につけたようです。

その名はゲルショム、「私は外国にいる寄留者だ」という意味だそうです。

モーセは、エジプトからミデアンに逃れていた間に、イテロの娘チッポラと結婚しましたから、その時のモーセの心境が、それだったのでしょうね。

寄留者であり信仰を持つ人間(信仰者)がたどり着く、究極の約束の地は、用意された「天の都」です。

これを、心に定めると、寄留者としての地上生活に集中できますね。

アブラハムと同じ信仰を持つ子孫が、今日も加えられているのです。

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Posted by dblacks