反応と対応の大きな差 箴言12:16
『愚か者は自分の怒りをすぐ表す。賢い人は辱めを気に留めない。(箴言12:16新改訳2017)』
「瞬間湯沸かし器」というニックネームを持つ人が身近にいませんか?
根は正直な人だとは思いますが、いきなり怒りが噴き出してくるので、いつもそばにいる人には、大迷惑な存在ですね。
いきなり怒り出すコトは、無意識の反応ですね。
理科や化学などで、化学反応の実験をしたことがあると思います。
一定の条件がそろうと、モノが燃えたり、爆発が起きたりします。
「瞬間湯沸かし器タイプ」の人には、いわば、地雷のような要素があると反応してしまうのですね。
一方、「辱めを気に留めない」という人もいると記されています。
この人を「賢い人」と記しています。
辱めは、人格を貶められる要素があり、カッコ悪いという意識が優位になると、必死に取り繕ったり、その証拠を消し去ろうと躍起になったりしがちです。
ここで、出てくる「賢い人」は、それを冷静に受け止めて意に介さないというのです。
スゴいマインドの持ち主ですね。
自制ができると言うことが最も求められることです。
また、できる限り冷静に、客観的に事実を観察して、自分ができるコトと、及ばないことに線引きをする。
そして、他人が騒いでいることだけに心をうばわれずに、自分ができるコトに徹するというコトでしょうね。
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