この世は喜劇? それとも悲劇? ウォルポール

『この世は考える人たちにとっては喜劇であり、感じる人にとっては悲劇である。 ウォルポール』

考える人と感じる人の対比が、絶妙だと感じました。

世界中のあらゆる所で、毎日、喜劇や悲劇が現実のモノとして繰り広げられています。

それは、その劇を目撃する人の感性によって、受け止め方は違うことでしょうね。

このフレーズは、18世紀に生きた貴族であり、小説家でもあり、政治家でもあったウォルポール氏が遺したモノです。

その経歴から推察するに、様々な時代の渦に巻き込まれたことでしょう。

その中で、小説家としての文才が紡ぎ出したフレーズのようにも感じます。

同じような出来事を見ていても、考える人は喜劇ととらえ、感じる人は悲劇ととらえるということなのですね。

また、このフレーズを見ていると、チャールズ・チャップリンのサイレントムービーを思い出します。

社会風刺が効いているのですが、悲哀の中に、ユーモアが盛り込まれていて、感情が沈んできたり、その中でも、クスッと笑わずにはいられなかったりします。

なんだか、このような状態なのかな?と感じています。

喜怒哀楽があってこそ人生ですから、喜劇も悲劇もポジティブに受け止めていきたいですね。

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Posted by dblacks