だれと付き合うかが大切 箴言13:20

愚か,災い,知恵が有る,精神的自立

『知恵ある者と共に歩けば知恵を得、愚か者と交われば災いに遭う。 (箴言13:20新改訳2017)』

人生には大切な優先順位があります。

一番は、精神的自立だと考えています。

孤独は寂しすぎるから、誰かと繋がっていたいというニーズがありますが、その前に考えておきたいテーマが精神的自立ですね。

人と付き合うときに、上手くいくヒケツは、お互いに精神的自立をしている同士であるかどうかです。

または、片方だけでも、精神的自立をしているとまだマシですね。

両方とも、精神的自立ができていないと、依存関係のもたれ合いになってしまいますので、要注意です。

一人でも大丈夫、誰かと一緒でも大丈夫というのが理想形ですね。

でも、現実的に生き物には相性がありますから、付き合う人を選ぶ必要が出てきます。

出会いがあり、お試しがあり、付き合いが深まるかどうかの見極めが大切なのですね。

冒頭の聖句は、「知恵ある者」と付き合うか? 「愚か者」と付き合うか? という提示があります。

先人の箴言では、知恵ある者には知恵が伴うとあります。

これも、お互いに知恵があれば、足し算かけ算のお付き合いができますね。

一方、「愚か者との付き合いは災いに遭う」と記されています。

これは、ワル知恵や人を欺くような企みなど、ワルの共有はできるのかも知れませんが、その行く先は災いだと言うのです。

先人の経験から得た、体験を教訓というカタチで、後世に伝えてくれているのですね。

人間は、波動や波長が合うかで、付き合いの頻度や深さに変化が出てきます。

まずは、じっくり観察すること、利害関係だけではなく、本質的にどのようなお付き合いが有益なのかを熟考していくことが肝要のようです。