人間を動かす要素 谷川俊太郎
『正しい理屈や理論じゃないモノが人間を動かすこともある、それを信じてもいいんじゃないかとぼくは思います。 谷川俊太郎』
正義感が人を動かすこともあります。
でも、時には、理論的にも根拠希薄だと感じるコトでも、フッと興味を持つことがあります。
また、常識とされていることや当たり前だと感じていることを疑ってみることも、時には大切なのかも知れませんね。
人間は、この地球上で言語を使う高等な存在だと考えられています。
しかし、その実は、お金がないと生きていけなかったり、許可がないと行動できなかったりと何かと不自由を感じている人もいるのではないでしょうか?
その点、野生の動物は、厳しいサバイバル競争にサラされながらも、お金も持たず、自由に生きているようにも見えてしまいます。
そのような姿を見ると「感動」することもあります。
感じて動かされるのですね。
何がどうと言うこともありませんが、日常では考えないことが浮かんできたりするのです。
こんな時、「自分は解放されたと思っているけれど、何かの檻にいる時があるなあ」というリフレーミングができたりします。
人間は、利害や合理性だけではなく、それ以外の魅力を感じて、選択行動していける一面があるのです。
そうでなければ、お金持ちしか結婚できないなど、大きな偏りが出て、社会の維持にも支障がでてしまいそうですからね。
「蓼食う虫も好き好き」
つくづく、人間は不思議な存在です。
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