外出、家出、脱走の繰り返し 居場所を求めて

居心地が良くないとの違和感を持つ人が増えている様に感じます。

特に、感染症拡大防止の非常事態宣言が出される様になり、引きこもりに近い状態を窮屈に感じている人も増加していることでしょうね。

自分の自宅なのに居心地が悪いと言うのは、非常に残念です。

あるリゾート会社の代表は「今の時代は、自宅でエアコンをつければ最高のリゾートになる」と言って、危機感を表しました。

以前は、ウサギ小屋と評されたことがあった日本の住宅事情は、近年著しく改善されました。

その時代には、たまには贅沢に快適な体験をしようと、こぞってリゾートに出かけました。

出かけられなかった人たちもいますが、リゾートがあこがれの時代でした。

また、「いつかはクラウン」というキャッチフレーズもありました。

今の時代は、欧州の丸が付いているエンブレムの車を憧れにする人も多くなりましたね。

家であれ、車であれ、豪華を求めて手に入れた結果が満足だった人もいると思います。

でも、手に入れても、思ったほどでは無かったという人も、少なからず存在するようです。

それは、完璧なモノなどないコトの証明でもあります。

そうなると「こんなはずではなかった」という気持ちから、自分にとっての「快適探し」が始まります。

その方向性であれば、キリがないでしょうね。

その理由をシンプルに言うと、「どこかに」「○○がある」という発想だからです。

そのマインドが、外出や、時には家出?または、脱走?を繰り返す要因ではないでしょうか?

私が、大切だと感じているのは、「今ココで、より快適になるためには?」と考えるコトです。

そこが、自分が誰にも文句を言われずに居続けても良い場所ならば、どの要素が自分を快適から遠ざけているのかを腰を据えて観察してみるのがオススメです。

案外、自分の好みとはかけ離れたインテリアであったり、圧迫感がある家具配置だったり、要因を発見することができると思います。

せめて、自分の快適な居場所を確保して、有意義な時を過ごしたいですよね。

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Posted by dblacks