嫌だけど一番よい教師 シェイクスピア
『頑固な人には、自ら招いた難儀が一番よい教師になるに決まっています。 シェイクスピア』
自分の人生を、頑固一徹に自分らしく生きていくのもカッコイイですね。
でも、自分はそれほど頑固ではないとか思っていても、周囲からすると頑固認定されていたりします。
本当のところは、自分で思い当たるところがあれば、自己受容していけると幸せに近づけますね。
さて、慎重なタイプの人は、このフレーズのようにはならないのでしょうね。
慎重な人は、リスクを調査し、周囲の意見を参考にしながら、コトを進めて行く傾向があるからです。
一方、頑固な人のイメージは、自分の考えと意地で突き進み、気がついたら、前にも後ろにも身動きがとれなくなっていた、なんてこともありそうです。
そのような状況に至って、周囲の助けを求めるのか、助け船に乗るのかなど、様々な選択肢が出てきます。
どれを選択するにしろ、自分の情けなさを感じる所から、今までとは違う自分へと成長していくのですね。
「自ら招いた難儀」は、頑固な人でなくても、ほとんどの人が体験する状況だと思います。
大丈夫だろうと考えて進んでいたら、「為す術がないという駅」にたどり着くイメージです。
でも、そこが正に「人生の正念場」ですね。
その時に、苦しみもがくことが、「一番良い教師」とシェイクスピアが指摘しています。
座学も大切ですが、実践を通じての教訓こそ、身に付くというモノです。
痛みや辛さと共に、記憶と身体に刻み込まれますね。
頑固な人は、耳を貸さない人が多い傾向がありますから、声かけのタイミングをはかる必要があるのでしょうね。
本人が、本当に困ったと認識した時に、有効なサポートができます。
人生の中で、一人相撲をとるのも、空回りするのも、本人にとっては、貴重な体験なのですね。
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