愛の本質 トルストイ

トルストイ,偽物か本物か,愛のしるし

『愛するということは、自分の愛する相手の生を生きることである。 トルストイ』

思想家としての評価もある19世紀を代表するロシア文豪として知られています。

『戦争と平和』などで超有名なトルストイですね。

私は、愛の表現が非常に奥深く、難しいと最近、特に感じています。

それは、愛には多くのニセモノや混ざりモノがあると感じているからです。

見せかけの愛を釣り餌にして、人を騙そうとする事件が多発しています。

人間には、相手を騙してでもという一面があり、それでも良いかと考えられる関係性もあります。

しかし、片一方だけが利益を得続けるような関係性には、やがて終わりの時が来ます。

休火山だと思い込んでいた所から、いきなりドカーンと噴火するのと似ていますね。

長年のガマンに耐えかねてきた熟年離婚予備軍は、かなり多数あるようです。

後から思い返してみると、あちらにもコチラにも綻びがあったと分かったりしますが、時すでに遅しで、巻き戻せないことが多いですね。

自分の身の回りの現状を点検してみる必要があります。

冒頭のトルストイのフレーズは、「自分の愛する相手の生を生きること」が愛だと記しています。

大切なのは、どちらか一方では無くて、お互いに、相手の生に生きる事が出来ていれば、円満になるのでしょうね。

「お互い」にという部分も非常に課題があります。

自発的に愛を発揮しようとしても、相手が求めていないケースもあるからです。

ただし、それでも良いと、自発的な献身愛も美しいですね。

愛の善循環があちらでも、コチラでも起きることを願っています。