深い孤独こそ フリードリヒ・ヘッベル
『生きるとは深い孤独の中にあることだ。 フリードリヒ・ヘッベル』
孤独と孤立については、日常的にディスカッションしながら考えています。
今のイメージは、「孤独」も「孤立」も一つの状態であり、その言葉にはネガティブ感は無いということです。
でも、「孤立」は、心理状態にプレッシャーをかける要素になり得ると考えています。
そもそも、人間は、母子一体だった状態から産み出されて、一人になります。
その状態は、「孤独」です。それは、自立して生きていくためには必要不可欠なのです。
養育者のサポートによって、成長していくのですが、別人格という点で「孤独」な状態です。
このフレーズを紡いだフリードリヒ・ヘッベルは、ドイツの劇作家・詩人・小説家でした。。
家が貧しかったため独学で教養を身につけ創作を試みた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%99%E3%83%AB
などと記されています。
独学という孤独を噛みしめながら受容し、援助者に支えながら、目標を達成したのでしょうね。
人間には、自由意志が与えられていますが、その自由も制限付きの自由と感じる人もあれば、その中でできる最大限に集中して、目標を目指す人もいるのです。
彼の「深い孤独」が如何ばかりかは、推し量ることはできませんが、相当な葛藤もあったのでしょうね。
誰でも、少なからず、それぞれの「深い孤独」を感じながら生きているのですね。
でも、そこに軸足を置き、自己受容し、葛藤から逃げずにいるということこそ、より豊かな人生の備えになるように考えています。
誰かに依存してまとわりつくのではなく、自己確立のためにも、この「深い孤独」を大切にしたいと考えています。
何かを軸にしたコミュニティは、共感と共有のために必要不可欠です。
でも、自立した人たちの集合体と、依存しかない集合体では、エネルギーが違いすぎます。
その為にも、自分自身の健全な自立を磨いていきたいですね。
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