個性の美 エマーソン
『すべての人には個性の美しさがある。 エマーソン』
自由信仰、個人主義などの雰囲気を醸しだしているエマーソンが記したフレーズです。
信仰と組織そして儀式は、いつの時代でもバランスが難しい一面があります。
創造主である神の恵みと個人の信仰が結び合ってこそ、真の礼拝が成立するのです。
エマーソンは、それらに違和感を感じて、無教会派になった一人のようです。
日本でも、無教会派と言われる内村鑑三は、主の御名による集会や礼拝を否定しているわけではありません。生きている信仰ではない組織的・儀式的・政治的要素に対しての警告だったのでは無いかと、私は受け止めております。
このテーマは、人間の信仰を持つ葛藤として、肉体的生命を終えるまで続くことでしょうね。
「真の礼拝」を目指して歩む信仰者は、本当に幸福です。
エマーソンは、人間には、それぞれに「個性の美」があると言います。
「美」というと、見た目を過剰に意識する傾向があります。
でも、外見をどれだけ人工的に整えても、内面は、何らかの形で露呈してしまいます。
「見た目が9割」という考え方に立てば、姿形が占める要素がほとんどですが、それは、やがて飽きられてしまうのではないでしょうか?
大切なのは「個性」と「味」なのかも知れませんね。
それぞれが、授かった天賦のモノに焦点を合わせると、全く違う魅力(個性の美)に気づくことができます。
外見だけに、目や心を奪われずに、「個性の美」にフォーカスしていきたいと考えております。
アメリカ合衆国の思想家、哲学者、作家、詩人、エッセイスト。無教会主義の先導者。娘のイーディス(Edith Emerson)がウィリアム・ハサウェイ・フォーブス(英語版)と結婚し、エマーソン家は一層格式の高い門閥となった。…アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンに生まれる。18歳でハーバード大学を卒業し21歳までボストンで教鞭をとる。その後ハーバード神学校に入学し、伝道資格を取得し、牧師になる。自由信仰のため教会を追われ渡欧、ワーズワース、カーライルらと交わる。帰国後は個人主義を唱え、米文化の独自性を主張した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B3
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