工場の状態で品質が分かる ヘンリー・フォード

『不潔な工場に善良な職工なし。 ヘンリー・フォード』

「ヘンリー・フォード(Henry Ford、1863年7月30日 – 1947年4月7日)は、アメリカ合衆国の企業家、自動車会社フォード・モーターの創設者であり、工業製品の製造におけるライン生産方式による大量生産技術開発の後援者である。フォードは自動車を発明したわけではないが、アメリカの多くの中流の人々が購入できる初の自動車を開発・生産した。カール・ベンツが自動車の産みの親であるなら、自動車の育ての親はヘンリー・フォードとなる。」
((https://ja.wikipedia.org/wiki/ヘンリー・フォード 参照 2021年10月14日))

それまで、手作りだった車を、大量生産するという発想を持ち実現したのがヘンリー・フォードです。

経営者として、工場の管理者として、多くの現場を見てきたであろう人のフレーズは、なるほどなあと感じます。

身近にある自動車の修理工場は、工具が整理整頓されていて、使った工具を元の位置に戻せるかも含めて、作業品質のように感じています。

ココのフレーズにあるように、整理整頓や掃除が行き届かない工場には、良い仕事ができるはずがないという見方が入っています。

この発展系が、トヨタのカイゼンに繋がっているのだろうと推察します。

工具をどこにどのように戻せば良いかが説明しなくてもわかるように、ピッタリ収まるところを作るなど、断片的に聞くだけで、工場の生産ラインの効率化に、心細やかに心血を注いでいるであろう雰囲気が伝わって来ます。

家庭で、実践しようと試みるのですが、複数人で運用すると、すぐに綻びが出てきます。

余程の意欲と必要性の共有ができていないと、長続きできない現実があります。

人には、得手不得手があるので、なんとも強制できない部分ですが、中心になる人の根気の姿勢を見せ続けることで、カイゼンに繋がるのならば、実にやりがいのある話です。

性格の違いもありますね。

繊細な人は、生活環境でモノの配置が決まっているケースが多い傾向があるようです。

一方、大らかな人はモノの位置には拘らないなどとという要素も関係しているのでしょうね。

職業適性の技術も進歩しているので、工場の生産現場に向いている人や、別の仕事が向いている人などを適材適所で活躍できるようになっていますね。

でも、近い将来、経営者にとって、AI技術が人よりも使い勝手がよくなるという選択肢ができれば、人間はどこで何をすることになるのでしょうね。

少し気がかりなことです。

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Posted by dblacks