白黒よりも中間色を楽しめる心のゆとりを
オセロゲームは、ゲームの過程で盤面が大きく変化するので分かりやすいです。
オセロゲームは日本人が作り、ツクダオリジナルが発売し商標権を持っているそうです。
よく似たゲームは、リバーシと言われて、世界的にプレーヤーが多いです。
白黒ハッキリつけるのがオセロゲームの特徴であり、醍醐味です。
ですが、人生においては、常に、白とか黒と、つけられる局面は来ないというイメージがあります。
でも、性格によっては、白黒ハッキリ区別していないと気持ちが収まらないという人も結構いるように感じています。
実際に起きている現象は、白と黒の狭間で混ぜ合わせられるグレーの世界です。
これでは、気分も沈みがちになりかねませんね。
雪国などは、冬になるとほとんど白く覆われますが、それ以外の色は黒っぽく見えてしまいます。
その光景は、私の目には、白と黒の世界でした。
水墨画(墨絵)などは、そのグラデーションで彩られるので、シンプルで深い味わいがあるのでしょうか?
芸術は奥深い世界だと感じているのですが、人間は、墨絵のような景色を感じながら生活しているのかも知れませんね。
印刷物や映像や照明などは、フルカラーが当たり前の時代になりましたが、それでも、モノクロが幅を利かせている分野もあります。
X線撮影などは、被曝量も少なく、短時間で撮影できるので、多く使われています。
墨絵なども、カラーを排除することで、芸術性が高まっている側面を感じます。
白黒ハッキリしない中で生きていくためには、それを眺めるための心のゆとりが大切だと考えています。
あえて、白と黒とその中間色の世界をジックリ眺めてみると、名医がX線画像から、重要な情報を読み取るように、新しい発見があるかも知れませんね。
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