出エジプトは、アブラハム契約の延長線上にあった 出エジプト2:24-25
『神は彼らの嘆きを聞き、アブラハム、イサク、ヤコブとの契約を思い起こされた。神はイスラエルの子らをご覧になった。神は彼らをみこころに留められた。(出エジプト2:24-25新改訳2017)』
アブラハム契約は、創造主である神とアブラハムとの契約です。
でも、それは無条件契約で、約束の地、子孫、祝福(異邦人の救いは最初から想定されていた)でした。
これは、アブラハムからイサクに引き継がれ、ヤコブへとつながりました。
創造主である神の方法は、人間から見ると不思議でした。それは、イサクには双子が与えられたのですが、長子エサウではなく、弟のヤコブが継承することになりました。
ヤコブの12人の息子は、ヨセフとユダが主役に抜擢されました。
そして、その後、エジプトへ移住することになりました。
この道筋も、人間の理解を超えていて、それぞれが、苦難に直面しているのです。
イスラエルの民は特別に祝福を受けていて優秀です。その能力は、エジプトでも遺憾なく発揮されました。
しかし、イスラエルの民がエジプトの中で増えるのをエジプトの権力者は恐れたのです。
どのような苦難の中にいても、選ばれた民には、「彼らの嘆きを聞き、」そして、「彼らをみこころに留められた。」のです。
【主】は、イスラエルの民をエジプトから解放し、約束の地へと導き出しました。
そして、荒野の貴重な経験を経ての旅が続いていくのですね。
創造主である神の真の目的は、「真の礼拝をする民」を聖別し、育てるためでした。
その後、民の多数が不信仰に陥っても、信仰者は残されていました。「レムナント(残れる者という意味)」と言われます。
イスラエルの民は、民族としてはメシアを拒否し、ペンテコステ以降のキリストの身体なる教会が代理的に器とされています。それは、異邦人だけではなくて、メシアニックジューと呼ばれるユダヤ人信者もキリストにあって有機体として、【主】のめぐみを味わい、伝える役割を担っているのです。
異邦人信者は、オリーブに接ぎ木された野生種の枝ですが、そのオリーブはアブラハム契約を通じて示されている「【主】のめぐみ」、そのものを共有しているのですね。
これから将来のことですが、キリストの身体である教会が空中携挙され、今よりも大きな患難がイスラエルに襲いかかります。
それらを通じて、イスラエルの民は民族的救いを経験するようになると記されています。それが、メシアであるイエス・キリスト再臨の条件なのです。再臨の前に起きる患難期は7年で、前半3年半と、後半は大患難期と言われるほどイスラエルの民にとっては大変な時になるようです。
創造主である神の計画は、千年王国(メシア的王国)、新天新地へとつながっているのです。
全人類を創造したのは、【主】ですから、それぞれに逃れる道を示しておられるのですね。
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