熱量を加減できる人になりたい
人は熱意に動かされます。
元プロテニスプレーヤーの松岡修造氏は、この熱意で生きていると感じさせてくれる人です。
テニスの指導においても、リポーターとしても、プレゼンターとしても大活躍をしています。
でも、その熱量が大きすぎるので、やや引き気味の受け止め方もありますね。
リスペクトしつつも、到底、彼のバイタリティーには適いませんので、自分は自分の範囲で頑張る必要があると考えています。
リアルな対面では、相手の様子を観察しながら、コミュニケーションを組み立てていきますよね。
適度なやりとりをするために、また、共有するテーマのために、どれくらいのテンションが望ましいかを加減するためにアイスブレークを仕掛けたり、相手の表情筋を動かすためにジョークを言ってみたりして、探っていくのですね。
日々の体調や準備のでき具合の自己評価によっても、心構えが変わります。
その場に合わせて、臨機応変に対処するというのは、難しいなあと実感しています。
相手のテンションを無理矢理にでも上げようとして、おかしな雰囲気になったりするときもありますね。
基本的に、「相手を変える」という思いが、おかしな方向へと向かわせているのでしょう。
原則は、「相手の意志に沿う」ことを主体にするとスムーズなことが多いですね。
これが、非常にハードルを高くする一面でもあります。
まるで、自分で、血圧や心拍数をコントロールできるかのような錯覚がおかしな雰囲気への入り口です。
人間の身体は、実に不思議なモノで、状況に合わせて、何もかもが対応できるようになっているようです。
その時に、必要な血流を確保するために、血圧や心拍数が変化しているのですね。
人間にできることは、それらの変化に身体が耐えられるように、食生活を整え、睡眠や運動の習慣を適切に維持しておくことですね。
また、心身ともにストレッチやウオーミングアップも怠らないように気をつけたいポイントだと心得ています。
熱量をコントロールできるほどのバイタリティーを蓄えるのも大切な準備の一つなのでしょうね。
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