望みはほどほどに ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
『望みを持ちましょう。でも多すぎてはいけません。 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト』
「モーツァルトの手紙(岩波書店)」の中のフレーズです。
モーツァルトは、オペラ『フィガロの結婚』などで、とても有名な音楽家です。
確かに、偉大な存在ですが、上品で清廉潔白では無かったようです。
映画「アマデウス」のように下品で粗野、また、うぬぼれ屋だったようです。
作品からは垣間見えない一面ですから、信じられないと思うのですが、史実に照らせば、あの映画の内容は素の彼に近いようです。
モーツァルトは、音楽だけでなく、手紙を書くのも上手だったようで、感情がほとばしるような手紙を数多く送っていました。
「ウィーンやパリの町の様子がいきいきと描かれている手紙」
「花の都パリの道がでこぼこの泥んこだ。」
「運賃の安い馬車の乗り心地が最悪だ。」
「貴族がなかなか給料を支払わない。」
いつもお金がらみ…な内容(笑い)
そのような素直な表現が記されています。
華やかに見える芸術家と貴族の世界に生きたモーツァルトですが、同時にその世界のウラ側を見て、ため息をついていたのでしょうね。
このフレーズが説得力を強める環境だったのですね。
希望は大切だけれど、ほどほどがよろしいようで…。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト[注釈 1](ドイツ語:Wolfgang Amadeus Mozart、1756年1月27日 – 1791年12月5日)は主に現在のオーストリアを活動拠点とした音楽家[注釈 2]。
洗礼名はヨハンネス・クリュソストムス・ウォルフガングス・テオフィルス・モザルト [Johannes Chrysostomus Wolfgangus Theophilus Mozart]。
ハイドンやベートーヴェンと同じく古典派音楽・ウィーン古典派を代表する人物[1]。
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