身近な自然を生活の味方にしたい
「田畑が無くなった」という街も、あちらこちらにあるのではないでしょうか?
金利が安い間に、持ち家にした方が良いという働きかけで、多くの人が土地を必要として、その結果、田畑が埋め立てられたという流れですね。
以前から「賃貸派」VS「持ち家派」は居ます。
一方に、圧倒的な優位性があるわけではなく、メリットもデメリットもある話です。住宅コストは、両方とも大して変わらないというのが現実のようです。
ですから、それぞれのライフスタイルに有利な方を選択すれば良い話なのですね。
さて、身近な自然の話です。
以前は、もっと多く里山がありました。
しかし、宅地造成のために、林は伐採され、丘は削られ、イノシシや猿などの居場所を奪ってしまいました。
街中にアライグマなどが出没し、住み着いてしまうと言う事態もおきています。
里山は、中間地帯として、人間と獣が共存できる知恵のある緩衝地帯でした。
今さら、これを嘆いても、簡単に復活させられるものではありません。
今は、車社会ですから、一家で2台以上、家族構成によっては5台も所有する時代になりました。そうなると、庭どころではなく、駐車場優先です。当然のことながら、自然が遠のく要因となっています。
その中で、住宅の塀やアプローチに置いてあるプランターやハンギングバスケットなどの寄せ植えが癒やしを与えてくれていると感じるようになりました。
散歩をしていると、あまり、ジロジロ見るわけにはいきませんが、チラチラと見ながら季節を感じています。
花を一年通して咲かせるというのは、ハードルが高いですね。
また、庭先に来る鳥やかえるやカマキリなども季節を感じさせてくれる存在です。
遠くの大自然も良いですが、それよりも、身近な何かに自然を感じることが、生活している実感と潤いを享受できる方法なのですね。
非日常の潤いも日常の潤いも大切です。
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