逆境の時のマインド 箴言24:10

『もしあなたが苦難の日に気落ちしたら、あなたの力は弱い。(箴言24:10新改訳2017)』

「風に立つライオン」のイメージは、「孤高」です。

しかし、その生態は、なかなか厳しい環境のようで、狩りに失敗すると屍肉をあさることもあるようです。

百獣の王として、食物連鎖の頂点に位置しているようなイメージを持たれながら、結構、苦労しているようですね。

人生には、順風満帆の時もあれば、自分が持って行かれそうな逆風に出会う時もあります。

ゴルフで言う「アゲインスト(逆風)」と「フォロー(追い風)」です。

この聖句では「苦難の日」と記しているのが、「アゲインスト(逆風)」のことです。

経済的に困窮したり、親しくしていた人も離れていったり、自分が見捨てられたようなひとりぼっち感を味わうような時のことです。

その他にも、人生には嵐が付き物です。それが、「苦難の日」であり、逆境の時です。

その様な時に、できることは何でしょうか?

一つは、「自らを省みる」ことです。これは、自分の内面を探り省みると言うことです。その様な状況に至ったのは、自分だけの要因では無いかも知れませんが、対処可能な自分自身の内面に目を向けることです。

もう一つは、「悔い改める」ことです。自分の内面に、何かの要因を見つけたならば、今までとは違う方向へ「転身」するのです。

「悔い」「改める」とは、「ああしなければ良かった」と後悔に浸ることではありません。

「あの選択は間違っていたのだから、今度はこのようにしよう」と自ら省みて、新たな決断をすることです。

【主】は、その決断を支持されるでしょう。

一方、サタンは、弱った人の心の裂け目にクサビを打ち込もうとします。これをさせないためにも、後悔の海に浸り続けるのは避けた方が無難なのです。

人間は、思い煩いに取り憑かれ続けると、それだけで、エネルギーを消耗し続けます。

これは、逆境の時には大きなダメージです。

思い煩いは、【主】に委ね(1ペテロ5:7)て、新たなスタートをする事が肝要です。

余談ですが、飛行機は離陸の時も、着陸の時も、「アゲインスト(逆風)」を利用するのだそうです。

その方が、機体のコントロールがしやすいと聞きます。

自分なりに、この原理が応用できるかも知れませんので、対応には工夫の余地がありますね。

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Posted by dblacks