自縛のメカニズム 箴言5:22-23
『22 悪しき者は自分の咎に捕らえられ、自分の罪の縄に捕まえられる。23 その人は訓戒を受け入れることなく死に、あまりの愚かさゆえに道から迷い出る。(箴言5:22-23新改訳2017)』
人間は、「自責」からは逃れる事が難しいと考えています。
何でも人のせいにする「他責」のクセを持った人がいますが、その実、「自責」から逃れられないので、「自責」に耐えられず矛先を変えて「他責」に走るというのがメカニズムのようです。
「悪しき者は自分の咎に捕らえられ」というのも、「自責」が呪縛になるというパターンなのではないでしょうか?
人間には、「訓戒を受け入れる」チャンスが与えられているのですが、それさえも無視したり、拒絶したりする不思議な行動を選択するケースも多いのではないでしょうか?
それは、「あまりの愚かさゆえ」と記しています。
そして、「道から迷い出る」事になるのです。
解決策は、実にシンプルです。
それは、「罪」を認めて、「訓戒を受け入れること」に尽きます。
そこから、リスタートができるはずです。
自分を叩く習慣がある人は要注意です。
これは、「自責」の傾向が明白です。
また、「謙遜」と「自虐」の境目にも注意が必要ですね。
「謙遜」は、相手を自分よりも上に置く事です。
自分を必要以上に下に置く事は、「卑下」であったり、ともすると「自虐(セルフネグレクト)」に繋がる方向性です。
リスタートするために大切な要素は、現状を受け入れ、自分の非を認め、訓戒を受け入れ、転身をすることです。
決して、頑なにならないように、素直な心でリスタートのチャンスを生かすことが、より良い人生に近づける選択です。
人生は、気づいた時からやり直しができるのです。いのちさえあれば…。
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