一切が不可能に見えるのは? ウォルター・スコット
『臆病でためらいがちな人間にとっては一切は不可能である。なぜなら、一切が不可能なように見えるからだ。(ウォルター・スコット)』
「ムリムリムリ!!!!!」
という勢いある声を聞く事があります。
他人から、何かを期待されて依頼されると、このような反応を示す人が結構います。
「自分にはできない」と考えるのか、「面倒くさい」からやりたくないと考えるのか、いずれにしろ拒絶に近い反応です。
このフレーズでは、「臆病」や「ためらい」が要因ではないかと指摘しています。
ためらう理由の一つは、未経験な事で「経験値が不足」しているという理由が考えられます。でも、人生の中ではいつでも未経験に遭遇するものです。
また、臆病になる要因として、それをして結果が良くなかったらという「評価の低下」を恐れる要因が考えられます。
でも、何もしなければ「何もできない自分」という枠の中に自分自身を閉じ込めてしまう事になってしまいます。
さらに、「やりたくない自分」に対しては、嫌悪感さえ抱いてしまう可能性もあります。
物事を課題と捉えるよりも、取り組む過程に注目してみると見え方も変わるのではないでしょうか?つまり、「チャレンジ自体を楽しめる自分」という考え方です。結果がどうかは、楽しみにしていれば良いのです。その時は、目の前のチャレンジに集中して楽しむことなのですね。
このようなマインドが持てるようになると、今までよりも可能性が広がるのではないでしょうか?
人間には、もちろん不可能な事もありますが、未知の可能性を秘めています。
人生は、この可能性を探し続ける旅でもあるのですね。
初代准男爵サー・ウォルター・スコット(Sir Walter Scott, 1st Baronet, 1771年8月15日 – 1832年9月21日)は、スコットランドの詩人、小説家。ロマン主義作家として歴史小説で名声を博し、イギリスの作家としては、存命中に国外でも成功を収めた、初めての人気作家といえる。
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