正体を知る方法 ショーペンハウアー
『誰かが嘘をついていると疑うなら、信じたふりをするがよい。そうすると彼は大胆になり、もっとひどい嘘をついて正体を暴露する。 ショーペンハウアー』
お笑いの中には「のり突っ込み」というワザがあるそうです。
相手の口車に乗って、いったんは同意しておいて、あとで全面否定するのです。
相手の正体をするためには、それに近い振る舞いが必要なのか?と連想するフレーズでした。
「嘘(ウソ)」をあぶり出すためには、信じたふりが必要なのですね。
ビジネスマンの戦略で、「味方は近くに、敵はもっと近くに」というものを聞いたことがあります。
「虎穴に入らずんば虎児を得ず」という言葉もありますね。
今の世の中に起きている現象を合わせて考えると、このフレーズの理解が進みそうです。
おかしな空気に包まれてきた時代も変化を見せ始めているように感じられます。
「息を吐くようにウソを吐く」というような人たちも限界を迎えているようです。
この類いの人たちは、くり返しくり返し登場するのでしょうけれどね。
真実をあきらかにするためには、攻め続けるというのが正攻法なのかも知れませんが、心がねじれている人間には、なかなか通用しません。
そこで、泣き落とし戦術や煽て上げる戦術も必要になってくるのです。
「語るに落ちる」という所が、ひとつの終着点なのでしょう。
真実を話せと迫ると貝のように口を閉じてしまう人でも、自慢できる話ならば饒舌になる可能性も考えられますからね。
相手を大胆にさせるには、アプローチする側の胆力や忍耐力が試されますね。
アルトゥール・ショーペンハウアー(独: Arthur Schopenhauer,1788年2月22日 – 1860年9月21日)は、ドイツの哲学者[1]。主著は『意志と表象としての世界』(Die Welt als Wille und Vorstellung 1819年)[1]。 ショーペンハウエル、ショウペンハウエルとも[2]。
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