意識と身体が噛み合わない時に不登校がはじまる
身体反応が出るのは、かなり深刻な状況に至っています。
私は、社会人になってからですが、左半身が痺れ、左足を引きずるような時期がありました。
その要因は、様々な矛盾によるストレスでした。
その絡みに絡んだ毛糸のような状態をほぐしながら整理するのはナカナカの手間暇がかかりました。
それは、理解してくれそうな人が非常に少ないケースでしたから、自分の状況を理解して、共感してくれる人を見つけるのも困難でした。
その様な時に、容赦なく自分たちの主張や要望を押し付けて、強要に近いアプローチをする人もいました。
でも、身体反応が出た状態に気を遣い、やさしく接してくれた人たちに支えられました。
その方達には本当に感謝しきれません。
なかば「針のむしろ」に座るような気持ちを抱えながら、人間関係などを整理して、自分なりに身体と意識が噛み合うポイントを見つけることができました。
これらのことから、不登校の人には、ある日突然、身体反応が起きると言うことは、自分の経験からも理解できます。
これは、人それぞれなので、そのケースごとに、本人の状態を理解することに努める事が大切なようです。
「私は誰?」「ここはどこ?」というような心理状態ですね。
そして、身体は、不調を訴えて医師の診察を受けても、「原因不明」「自律神経失調症」あるいは「うつ状態」などと言われるのが多いケースです。
真相は、「意識と身体が噛み合わないこと」ですが、これは、CTでも投影されません。
心療内科でカウンセリングに通うか、眠れないのなら眠剤を飲みながら良眠を得るか、などになります。
クスリは助けてくれることもありますが、依存の対象にもなりやすいです。
不眠から解放されれば有難いですが、クスリが合わなかったりすれば、その作用でまた別の症状が出てしまうことがあるのです。
このような時には、本人を理解してくれようとする信頼できる援助者が一番大切です。
この存在が、どのようなクスリよりも、心強いのですね。
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