人生の味について ゲーテ

『涙とともにパンを食べたものでなければ人生の味はわからない。 ゲーテ』

食べるものさえなくて餓死する人も増えつつあるようです。

料金の滞納は、電気やガスは比較的早く止められ、水道は猶予期間が長いと、滞納経験者の方々に教えてもらいました。

日本でも、貧富の差が拡大しています。使い切れない財産を抱えて無くなる富豪もいます。

ゆとりがあるうちに何とかならないか考える事が大切だと思うのですが、介護や病気療養などの変わりがきかない課題に直面すると、何とも避けがたい人生の袋小路があるようです。

「若い頃の苦労は買ってでもしろ!!」という教訓も聞きます。

買ったつもりは無いのですが、私も経済的に困る経験をしました。

年越しのお金は、ほんの僅か、家賃を滞納していた時期もあります。100円バーガーや安いから揚げを頬張りながら凌いでいました。その時に助けていただいた方々には、本当に感謝しています。

もっと困窮している人からすれば、まだまだ経験が浅いと評されることでしょうね。

でも、そのような経験は、人生の出来事の一つ一つが「当たり前」ではなく、「有難い」ものであることを自分自身に刻む事になりました。

冒頭のフレーズは、そのような状況で、「涙とともにパンを食べ」る経験を指しているのだろうとイメージしています。

「人生の味」は、個人差が大きいと思います。

でも、それは、涙の塩分も混じった、しょっぱいモノでもあるのかも知れません。

山坂ある人生ですから、経済的なこと、健康に関すること、人間関係などで、絶えず変化が伴うものです。

その中には、自分の意図とは違う反応だったり、一方的に自分が不利になる逆風に巻き込まれることもあります。

もちろん、順風満帆で、状況も気分も上々で、絵に描いたような幸せを味わうこともあるでしょうね。

でも、それらが、人生の一部であり、人生には山坂があることを身をもってた意見し理解していれば、精神的なダメージは少ないことでしょう。

むしろ、サーファーのように、人生の荒波をも乗りこなそうと言う積極性が出てくる可能性に期待したいですね。

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe[注釈 1]、1749年8月28日 – 1832年3月22日[1])は、ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者(色彩論、形態学、生物学、地質学、自然哲学、汎神論)、政治家、法律家。ドイツを代表する文豪であり、小説『若きウェルテルの悩み』『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』、叙事詩『ヘルマンとドロテーア』、詩劇『ファウスト』など広い分野で重要な作品を残した。

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Posted by dblacks