柔軟さと優柔不断の差は大きい ダンテ「勇気ある人々(英治出版)」

『地獄で最も熱いところは、道徳にとって大変な危機の時代に臨んで優柔不断な姿勢をとる人間のためにあけてある。 ダンテ「勇気ある人々(英治出版)」』

臨機応変な対応は、自分が大切にされているように感じます。

マニュアル社会になり、定型文をくり返し確認する対応が増えました。それは、すでに回答済みの内容に関しても、何度も繰り返し確認されたりする時には、少しイライラすることもあります。

一方、つかみ所の無い優柔不断さには、大いに困惑する人が多いのではないでしょうか?

このフレーズは、優柔不断な人に対する警告です。

それにしても、地獄とはかなり過激ですね。

実際の地獄は、火の池とも言われていて、永遠に火が消えることが無いのだそうです。

宗教的背景で、その表現に開きがありますが、その苦しみをイメージできたとすると、行きたくない場所だと思います。

聖書的には、究極的に「天国」か「地獄」の二択になります。

そして、人間の肉体的生命は、死亡を持って終焉となります。しかし、その魂は永遠の存在です。

それは、「地獄」に行くとなれば、永遠に苦しみ続けることを意味しています。「天国」は永遠の幸福を味わい続けられる場所です。

これは、慎重に、自分自身で選択をしていただきたいです。

シンプルな話をすれば、「福音の三要素(別項に説明あります)」を自分のために受け入れると「天国」を選択したことになり、拒否すれば「地獄」を選択することになります。なお、これ自体、無代価で提供されています。創造主である神【主】からのプレゼントです。

誰かに引きずられるのでは無く、自分自身で判断をしてください。

「地獄」は、火の池ですが、真っ暗だと言われています。赤い炎をイメージしますが、ガスコンロのような青白い炎かも知れません。そこで、魂が永遠に苦しみ続けるのは、本当に耐え難いものではないでしょうか?

優柔不断とは、曖昧な態度で、永遠の幸福を選択しないために招く悲劇でもあります。

何もおつき合いで、地獄に行くことはありません。

かつて、エデンの園で、アダムとエバを欺いたサタンは、神になろうとしたことから、天使の座から堕とされ、三分の一の天使を道連れにしました。その後、空中の権をとる宰として君臨しています。また、堕天使たちは、悪霊として、地上のあちらこちらで、道連れを探しての悪行三昧です。

この後、大患難時代に向けて、その悪行はますます激しくなっていくでしょうね。

その流れの中で、優柔不断は命取りです。

肉体的生命をとられることになっても、永遠の幸福を選ぶ方がその後の生活に天と地の開きが出ます。でも、大患難時代よりも前に信じておくならば、その辛い時代に突入しなくても良くなります。

地獄のイメージは、考えたくありませんが、優柔不断が招く悲劇をイメージしておきたいですね。

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Posted by dblacks