借金の作法 箴言22:7
『7 富む者は貧しい者を支配する。借りる者は貸す者のしもべとなる。 箴言22:7新改訳2017』
賃貸住宅のオーナーさんの嘆きを聞かせていただきました。
多くの人は、オーナーが最強だと思っているけれど、当事者となると、その様には感じられないというのです。つまり、賃貸の場合、借り手の方が強気だと感じる部分が多いのだそうです。
貸金業にも、その懸念があるようです。貸し手は、借り手に返済してもらうまでは、優位性を感じないという気持ちです。
この関係におけるパワーバランスは、微妙なニュアンスを感じます。
極力、貸し手にも借り手にもならないようにしたいと考えています。
冒頭の箴言は、旧来の価値観かも知れませんね。
でも、その様なパワーバランスも支配的な世の中ではあります。
低金利時代に資産家は、どのようなマネーマネージメントをしているのかを聞かせていただく機会がありました。それによると、ローンを組んで不動産物件を購入して、賃貸業をするのだそうです。
それを、自分の信用の限り拡大していくと、あっという間に、資産が膨張していくのだそうです。
「借金も財産の内」という言葉に表現されている資産の増やし方です。
しかし、「入りと出」の収支のバランスがおかしくなると上手くいきません。
資産家は、このバランスととれるかどうかが、成功へのカギなのだそうです。
マネージメントの基本は、自分自身をコントロールできること、つまり、自制心が持てるかどうか?
また、人との関係を良好に保てる人、さらには、金とうまい関係を構築できるセンスも大切なようです。
さて、「借金」と聞いて、気が重たくなるのはなぜでしょうね?
人間は、誰でもその可能性があるからでしょうか?
最近、日本では国の借金は、国民の資産であるという見解が主流になりました。少し前までは、税を搾り取るために、国民一人当たりいくらの借金があるという表現をしていました。
また、人間は「バビロニア奴隷制度」という借金漬けの中で、生活するように飼い慣らされてきた歴史的経緯もあります。
でも、人間の自力ではどうすることもできない「負の要素」があるのです。
それは、先祖アダムとエバがエデンの園で犯した大失敗に由来しているのです。
それが、DNAに刻まれて、現代にまで引き継がれているのです。
でも、それを解決する術を多くの人は知りません。
解決法は、「福音の三要素」を自分で信じ受け入れるというシンプルなものです。どうぞ検索して調べ江ください。
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