自分は絶対大丈夫という人がヤバい理由 「大丈夫かなあ?」

「自信」は、生きていく上で大切だと考えています。

でも、「自信過剰」でも「自信過小」でも困ることがあるのです。

多くは、「自信過剰」によるトラブルです。

自分の能力や状況が把握できていないときに起きがちです。

自分の身の丈をわきまえていないと気が大きくなって、履行できない約束をしてしまいかねません。

それは、「ひいコラ」いいながらも履行するか、あるいは、平謝りをしてキャンセルしてもうらうしか方法は無いのではないでしょうか?

一方、「自信」が全くないケースも、身の丈以下の自己評価の人もいます。

自分を卑下するパターンですね。これも、何かを避けたいという防衛本能とも関係していると私は考えています。

でも、身の丈の評価から外れていることは、両者に共通していることです。

別な表現では、「自信過剰」は「高慢」であり、「自信過小」は「卑下」なのですが、身の丈を否定する強い意志が働いています。

事実を認めたくないのですね。

これは、やがて困ることになると思いますよ。

では、本当の大丈夫は、どういうイメージでしょうか?

それは、等身大の自分を意識しつつ、それに見合った生き方をする姿勢だと私は考えています。

また、その積み重ねが、自分の基礎を強固にし、少しずつ成長、拡大していけるような方向性です。

「自分は絶対大丈夫!!」という固定したイメージではなく、「これで、自分は大丈夫なのだろうか?」という慎重な姿勢くらいが、ちょうど良いのかも知れません。

もちろん、基本的なベースの「大丈夫!」は、自分なりの根拠と自信を持つことが大切だと考えています。

あらゆるチャレンジの中で、自信を喪失したり、思ったより成果が出れば鼻高々になって、有頂天になってしまうこともあるでしょうね。

でも。その位置から、また再スタートですから、その時に仕切り直す必要があります。

自分なりの根拠の中で存在に対して「大丈夫!」と言う点と、「今の自分の対応は大丈夫?」という客観的な視点も大切にしていきたいと考えています。

未分類

Posted by dblacks