毒まみれの食生活
なんだか感覚が麻痺しているのかも知れませんが、いつの間にか毒に囲まれて生活していました。
気が付けば、自分自身が「ゆで蛙」みたいで、情けない限りです。
現代の生活は、清潔重視の除菌、利便性重視の逆エコ、ぬかるむのがイヤでコンクリートやアスファルト固めの生活が主流です。
洗濯洗剤の多くは、環境に良くない成分で、柔軟剤にはマイクロカプセルがもれなくついてくるという状況です。
市販の歯みがき粉を使えば、口内やけどや味覚障害も起きかねないなど、「当たり前」が時代によって大きな変化をしていることを実感します。天然塩で歯ぐきをマッサージした時代もありましたね。
快適で衛生的な生活は、実践したいのですが、環境にも配慮したアイテムで、健康と環境負荷を考えていきたいと思っています。
食品もさまざまなリスクにさらされています。
野菜や果物などは、農薬や化学肥料、さらには、遺伝子組み換えなど、身体にどのような影響があるのかわからないような物質が入るようになりました。
その影響か? 土壌も元気を無くしているとも耳にします。
農家は、作物の売り上げの半分をさまざまなクスリに持って行かれるようです。
それには、虫食いの野菜がスーパーの店頭に並べば売れずに、虫が残っていればクレームになるようです。
同じ野菜を食べる仲間だとは、虫のことを思いたくない気持ちはお察しします。
別の懸念は、今度は、昆虫を遺伝子操作したりして、その粉末を食品添加物として、投入できるようなベースが出来上がりつつあるようなので、不思議な流れだと注視しています。
イナゴは、農村のタンパク源として食用にされていました。でも、その他の昆虫は細菌の問題や忌避要素があり、食用にするべきではないという指摘は古来からあるようですね。
現在は、食物規定を守るという人たちが少数派になっているようです。
イスラム圏の「ハラル」やユダヤ教の「コーシャ」などは、その食物がどのような位置づけにあるのかを示す「1つのものさし」になっています。
今でも、有機栽培しているか、遺伝子組み換えをしていないか、添加物が入っていないかなどを調査して認定をしているのだそうです。
コーシャマークにも色々なモノがあるようですが、「U」を丸で囲んだマークがその一つです。そのマークは、今でもユダヤ教徒が食べても良いと確認する「しるし」になっています。
クリスチャンと言われる人たちは、ユダヤ教の食物規定からは解放されていて、それには縛られてはいませんが、食品の安全性を知るために、このような「しるし」を参考に見るのも大切な知恵だと考えています。
身体に取り込むものは、飲料でも、食品でも、クスリでも、慎重に吟味する必要がある時代ですね。
生活のアイテムも、同様に、吟味して、自分の健康に貢献してくれそうなものを選んでいきたいと考えています。
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