ちゃぶ台返しか?継続か? それは重要な問題だ!
ちゃぶ台返しをしている当人は、何が気に入らないのかさえ、分かっていないのだそうです。
その人が感じている大きな不安が、そのようにさせるようです。
4畳半の家で暮らしていた戦後復興期の日本に語り継がれる一面です。
「自分の思い通りにならない」とか、「自分が所在ない」とかという気持ちは、人を不安のどん底に突き落とします。
そして、ある瞬間に、その感情が爆発し、食事が整ったちゃぶ台をひっくり返すのです。
瞬間湯沸かし器のような人のタイプがあります。
普段、穏やかを装っている人に多いです。
マグマが溜まるように、その人の怒りは着実に溜まっています。それが、導火線に火ががつくとドッカーンとなるのでしょうね。
また、熱心なタイプも、キレるとこのような結末になることがあります。
何も、目の前で、暴れるだけのことではありません。
手のひら返しは、危険を察知すると顔を甲羅にしまう亀のように、周囲の人を唖然とするカタチで起きます。
会議のボイコットなども、その一つですね。それは、協調性を欠き、破壊的な対応です。
一般的には、建設的な対応が求められますから、できるだけ譲歩しつつ、継続できる関わりが大切なのではないでしょうか?
でも、ちゃぶ台返しが習慣になっているタイプには、その発想が持てないという現実があります。
ここに、頑丈な見えない壁があるのですね。
これに、気づくことができると、柔軟な対応ができるようになる可能性もあります。
ちゃぶ台返しを続けたい人には、それなりの理由があります。
それは、自己防衛の一つなのです。
しかし、それが自分を守っていない現実もあるのです。
その間でもがいているのが、ちゃぶ台返しのベテランさんなのですね。
本人は、あるぬくもりに触れる事によって、その壁を超えたという話もありますよ。
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