唯一無二の道が用意されている 箴言8:32-33
『32 子たちよ、今、わたしに聞き従え。幸いなことよ、わたしの道を守る者は。33 訓戒を聞け。知恵を得よ。これをなおざりにしてはならない。 箴言8:32-33新改訳2017』
自分が歩いてきた軌跡が自分の道です。
でも、その先については、五里霧中なのかも知れませんね。
この箴言は、創造主である神【主】が親として、子である人間に対して語りかけています。
人間は、ある程度成長するにつれて、親の言うことを聞きたくなくなります。
これは、自立の第一歩なのですが、その選択は、得することと、損することに別れます。
ある日、ある時に、あの時の親の意見を聞いておけば良かったと後悔することも出てくると思います。
しかし、後の祭りかも知れませんが、その結果は自分持ちですね。
それでも、生きていれば、リカバリーも可能です。
この箴言で語られていることは、「わたしの道を守る」というテーマです。
これは、創造主である神【主】が備えられた道のことです。
そして、その選択は、永遠の岐路があります。これこそ、命をかけた選択なのです。
また、この選択は、肉体的生命が保たれている間は、変更可能です。
その選択で得られるメリットは、「永遠の幸福マインド」の先取りです。
永遠という遠くから、今ココの自分が平安で幸福感を享受できるのです。
だから、「幸いなことよ」と前置きされているのです。
人生には、多くの痛み苦しみ、試練困難が伴うことがあります。でも、それは肉体的生命にまつわることです。でも、その中にも、タップリと宝物が発見できたりするケースもあります。
この道は、魂の選択なのです。
これを軽視することは、自分自身の魂(存在)を軽視することでもあるのです。
避けて通ることもできますが、取り返しがつかなくなることもありますので、ここに記されているのです。
「知恵」というものは、思考を経て、産み出される側面もあります。
人間は、安易に正解を求めカンニングしたがりますが、自分の魂と向き合うことも、人生の醍醐味なのではないでしょうか?
その思考習慣は、魂の最適な居場所を見つけるために、最も大切なのだと私は考えています。
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