借金は自由を売ること ベンジャミン・フランクリン
『金銭は底のない海のごとし。良心も名誉も溺れて浮かばれず。借金するのは自由を売ることなり。 ベンジャミン・フランクリン』
アメリカ合衆国建国の父の一人として讃えられるベンジャミン・フランクリンの格言です。
金銭感覚についての示唆だと感じます。
「底のない海」とは、なんと計り知れないイメージなのでしょう。
そして、「借金するのは自由を売ること」と閉めています。
人生の中で、借金と無縁な人はどれ程いるでしょうか?
金融機関からの借り入れでなくても、家族や知人からの借り入れの経験がある人が多いのではないでしょうか?
大きな買い物をするとき、特に、家などは、借り入れをしないと成立しないことがほとんどです。
ローンを組んで家を購入すると、返済完了までは、その借金に縛られるのです。
それは、労働を担保とした契約なので、返済し続けるまでには、労働を継続する必要があるのです。
もう一つは、土地などが担保に押さえられているという現実もありますね。
返済が滞ったときに、押さえられるのが担保物件です。
この雁字搦めこそ、自由を売ることなのだと考えています。
良心にも、名誉にも、何らかの揺さぶりが付き物です。
名誉に執着すれば、大切な何かを失うことになります。
良心を大切にしようとしても、常に耳元には、何かに誘う囁きがあります。
せめて、金銭管理を怠らずに、自分に与えられた自由を守りたいものです。
無謀な借金は、破綻への道を心得たいと考えています。
ベンジャミン・フランクリン(英語: Benjamin Franklin, グレゴリオ暦1706年1月17日<ユリウス暦1705年1月6日>[注釈 1] – 1790年4月17日)は、アメリカ合衆国の政治家、外交官、著述家、物理学者、気象学者。印刷業で成功を収めた後、政界に進出しアメリカ独立に多大な貢献をした。また、凧を用いた実験で、雷が電気であることを明らかにしたことでも知られている[注釈 2]。現行の米100ドル紙幣に肖像が描かれている他、1963年まで米50セント硬貨にも肖像が用いられた。
恋人もいたが余命が短いことがわかり振られた。
勤勉性、探究心の強さ、合理主義、社会活動への参加という18世紀における近代的人間像を象徴する人物。己を含めて権力の集中を嫌った人間性は、個人崇拝を敬遠するアメリカの国民性を超え、アメリカ合衆国建国の父の一人として讃えられる。『フランクリン自伝』はアメリカのロング・ベストセラーの一つである。
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