一日一挑戦 エルバート・ハバード
『一日に少なくとも一つは自分の力にあまる事を成し遂げようとしない限り、どんな人間でも大した成功は期待できない。 エルバート・ハバード『ガルシアへの手紙」(総合法令出版)』
毎日、少しずつ成長していくための示唆に富んだフレーズです。
これが気になった私は、少なくとも成長に興味があり、その方法を知りたいと思っていると言うことですね。
人生の成功という定義は難しいので、棚に上げておくことにしましょう。
まず、人間は成長のプロセスで、自分の身の程をわきまえていきます。
それが、成人すると、自分のイメージで、固定化される部分もあると感じています。
しかし、人間は生きている限り、成長できるのです。
それに向けて、70代後半の人でも、日々、勉強をし、挑もうとしている姿を見かけると、スゴいと思います。
人間の成長のイメージは、踵を上げて、少し背伸びをするようなものだと考えています。
でも、人によっては、踏み台を用意したり、脚立などを駆使したりして、自分が求めるターゲットに近づこうとします。
それらが、自分の基礎になっていくのなら、有効な手段ですね。
もし、それが、何かあったときに崩れるような要素であれば、砂上の楼閣だったという事です。
そして、日々の努力です。
「一日に少なくとも一つは自分の力にあまる事を成し遂げよう」という意識です。
自分が、できないと考えているもう少し上の領域にチャレンジするイメージでしょうね。
結果を出し、注目されるアスリートやアーチストは、このような取り組みを毎日つみかさねているのでしょう。
自分に必要なコトを見つけて、コツコツ努力をし、いつもより、もう少し負荷をかけるというのですね。
無茶になる手前という判断が難しいところですが、そのようなマインドは大切にしたいと考えています。
エルバート ハバード Elbert Habbard
1856 – 1915米国の作家。イリノイ州出身。
中年から文筆活動を行い、高踏的な芸術雑誌を発行する一方でエッセイを書いた。主な作品に米西戦争における一事件を題材にした「ガルシア将軍へのメッセージ」(1899年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について
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