英知を補いたい 箴言15:21
『15:21 良識のない者には愚かさが喜び。英知のある者はまっすぐ歩む。 箴言15:21新改訳2017』
英知とは…「すぐれた知恵。深く物事の道理に通じる才知。(デジタル大辞泉)」と記されています。
「楽しいことがしたい」とは、よく耳にしますが、具体的に、何をしたら楽しいのか?という提示が無いケースが多いです。
また、この楽しいという入口の奥には、人間をダメにしてしまう依存症的な要素が口を開けて待っているのかも知れません。
美食や美酒に引き寄せられるのも理解できます。
でも、それの虜になり、溺れてしまうと、自分自身を失うことになりかねません。
何事も、経験的価値があることを否定しません。
適度に楽しむ位置にポジショニングしたいと考えています。
この箴言の「良識」と記された要素が、人間に取っての歯止めなのかも知れません。
何を喜びと感じるかを自分自身に問うてみることも、時には必要ですね。
もし、それが、自分自身を破滅に誘導するモノなら、転身するのが得策なのでしょう。
世の中には、五感をくすぐり、刺激するものが溢れています。
身近なモノでは、スイーツや嗜好品など、検索すれば、溢れかえるように出てきます。食べてみても、そんなに印象に残るモノはありません。
もし、そのようなモノに出会ったら、ハマってしまうことでしょう。
でも、それも、いずれ飽きる時が来ます。
それらを楽しみの一つとしても、永続的な楽しみには成らないという事ですね。
この箴言は、ソロモン王が記したものです。このソロモン王は、測位したときに創造主である神【主】に欲しいものを問われ、「知恵」をリクエストしました。
彼の人生の祝福と繁栄は、この「【主】の知恵」が土台になっていると考えられます。
この英知とは、「【主】の知恵」だと、私は考えています。
世の中に溢れかえる人間の浅はかな知識では及ばない、全宇宙に満ちる「【主】の知恵」こそ、私に平安と希望を与えてくれるかけがえのないものなのですね。
不思議なベールに包まれている「【主】の知恵」を味わいたいものです。
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