ワルに憧れるのはやめましょう 箴言3:31
『3:31 暴虐を行う者を羨むな。彼の道をどれ一つ選ぶな。 箴言3:31新改訳201』
WBCの日本とアメリカの対戦の前に「今日は、メジャーリーグへのあこがれはやめにしましょう」と大谷翔平選手が話したフレーズが、あちらこちらを駆け巡りました。
大谷翔平選手は、この対戦を楽しみ、勝利をするという気合いのカツをチームメイトにしたのですね。
その彼自身は、メジャーリーガーから憧れられる存在になっているのですから、スゴい事です。
マッチョな身体に似合わないベビーフェイスは、野球が好きな人だけでなく、多くの人の注目を集めています。
しかし、世の中は、彼に憧れても、そのようになれる人は一握りどころか、ほぼいないようにも感じます。
自分の目標を見失うと、それと同時に、希望も失望に変わります。
そのようなときに、ふと芽生えるのが、「ワルに憧れる」気持ちです。
時には、自暴自棄になり、セルフネグレクトをしながら、ワルに染まろうとすることがあります。
その末路には、「破綻」という絶望が待ち受けているのですが、そこにまっしぐらというパターンも珍しくありません。
どうして、人間の心に「ワルに憧れる」気持ちがあるのか?不思議です。
でも、そこには「魔力」が働いているので、当然と言えば当然なのです。
アダムが植物の園エデンで取り返しのつかない失敗をしたことが、根っこにあるのです。
「破壊」「破滅」「破綻」という目標に向かう入口が「ワルに憧れる」ことなのです。
それは、火の池行きが決まっている悪魔(サタン)の感化によるものです。
人間には、良心が与えられていますから、それを羅針盤にして、より良い人生を探りたいですね。
人生のどこかで、究極の「永遠の幸福マインド」にたどり着ける人はかなりラッキーだと思いますよ。
人生には、見せかけの愛情のワナ、快楽という蟻地獄などもあります。
この箴言は、それらにハマり、引き返せないようにならないための教訓なのです。
「命あっての物種」という言い回しがあります。
これは、人生はいのちがあれば、そこから、違う生き方ができるというニュアンスです。
ワルに憧れて、いのちを失わないように、用心したいですね。
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