人生はウマく行くはずがない? 阿佐田哲也
『なにもかもが上手くいくはずはないのだからなにもかも上手くいかせようとするのは、方法論として間違った考え方だ。 阿佐田哲也 『阿佐田哲也勝負語録―ここ一番に強くなる』(サンマーク出版)』
挫折が無い人生は、まずないと思うのです。
世の中の成功者という人々は、余程の強運を持っているか? 挫折を乗り越えて、諦めずにコツコツ努力を重ねているのかどちらかだと感じています。
でも、上手く行かないことは結構多く、誰でも、挫折感を味わっているのではないでしょうか。
しかし、成功法則をテーマにした本は、よく売れているようです。
成功者の顔があり、このように成功しましたというメソッドを書いても、現在進行形です。
それは、中継点であり、ゴールではありません。
たまたまの強運で成功した人の中には、破綻する人が、かなりいます。
プロスポーツ選手のケースは顕著です。
選手寿命も短いので、焦りからなのか? あらゆる詐欺的行為に巻き込まれるのだそうです。
『麻雀放浪記』などを記したのが阿佐田哲也氏ですが、別名義では純文学を記し、自身も雀士としての顔もあるそうです。徹夜が付き物の麻雀から、阿佐田哲也と名乗ったという由来があり、かなりユニークな存在です。
ドリカムと言われる超有名なアーティストは、中村正人氏と吉田美和氏のユニットです。歌唱力が抜群で、観客が度肝を抜く演出が好きな吉田美和氏を支える中村正人氏は、ユニット名の提案にかなり躊躇したとあるインタビューで宣べていました。
それは、「DREAMS COME TRUE」といっても、人生の中では、叶わない夢が圧倒的に多いと感じるからと言うのです。でも、このネーミングも合わせて、彼らは、一つの夢を掴むに至ったのです。
そのためには、弛まぬ努力と、多くの支援があったのだろうと推察します。
阿佐田哲也氏のこのフレーズも、現実を見れば、至極当然です。この一面を頭の片隅に入れながら、軌道修正をしつつ、自分が決めた、あるいは、与えられたお題に、コツコツ励みたいと考えています。
色川 武大(いろかわ たけひろ、1929年〈昭和4年〉3月28日 – 1989年〈平成元年〉4月10日)は、日本の小説家、エッセイスト、雀士。筆名として阿佐田 哲也(あさだ てつや)ほか、井上 志摩夫(いのうえ しまお)、色川 武大(いろかわ ぶだい)、雀風子などを名乗った。阿佐田哲也名義では麻雀小説作家として知られる。
作家活動
色川武大名義では主に純文学を、阿佐田哲也名義では『麻雀放浪記』をはじめとするギャンブル小説(無頼漢たちを主役に据えたピカレスク小説)を多数発表しているほか、井上志摩夫名義では時代小説などを発表している。
「阿佐田哲也」のペンネームについては、麻雀で徹夜を繰り返し『朝だ!徹夜だ!』といったことに由来している。「”ハスラー”って映画があったでしょう。あれはギャンブルを描いた映画ではなかなかよく出来ていた。それでハスラーって言葉を日本語にするとどうなるかなあと考えたら、朝だ徹夜って言葉が出てきたんだよ」という発言もある。[9]
「武大」の本名は父親が中国の小説『金瓶梅』の登場人物より名付けたものと、本人は言っていた[10]。
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