思い立ったら吉日 トーベ・ヤンソン
『せっかく思い立ったのです。思い立ったら決心して気が変わらないうちにさっと実行に移しましょう。
トーベ・ヤンソン『ムーミン谷の名言集』(講談社)』
ムーミンの原作者のトーベ・ヤンソンのフレーズです。
「ムーミンは動物か、人間か?」との問いに、「Varelser(存在するもの)」と答えています。
私は、見た感じで「カバ」だと思い込んでいました。
しかし、「カバ」でも「妖精」でもないのだそうです。
この「存在するもの」という「ムーミン」に、多くの人は何らかのメッセージを受けるのですね。
日本でも人気が高いのは「他者との協調や自然との調和を重んじてきた日本人の気質に合ったから」ではないかとの指摘もあります(北海道大の池田文人教授)。
作者は、元々画家で、また、小動物を飼育していた経験があり、それらを象徴しているのがムーミンでは無いかとのコメント(北海道大の池田文人教授)もあります。
「厳しい環境の中でいかに自立して生きていくかが大きなテーマだ(北海道大の池田文人教授)」との分析もなされています。
そのような背景を見せられると、このフレーズからは、「自立するためのマインド」と「取り組み」を後押しされているようにも見えて来ます。
北欧のスウェーデンならではの環境的な厳しさもあり、躊躇することは、生存する事への危機にも繋がるという警鐘なのかも知れませんね。
「鉄は熱いうちに打て」という言い回しも、同じようなニュアンスですね。思い立ったことは、先延ばしにせず、取り組みたいと思います。
ムーミン(スウェーデン語: Mumin、フィンランド語: Muumi、英語: Moomin)は、スウェーデン系フィンランド人の女性作家トーベ・ヤンソンの「ムーミン・シリーズ」と呼ばれる一連の小説と絵本、および末弟ラルス・ヤンソンと共に描いた[注 1]「ムーミン漫画」作品の総称、あるいはそれらとそれらを原作とする二次著作作品の総称。または、同作品に登場する架空の生物の種族名であり、同時に主人公(主要な登場生物)の名前でもある「ムーミントロール」の略称あるいは愛称。
トロールは北欧の民間伝承に登場する、広い意味での妖精の一種である。『ムーミン谷の十一月』を訳した鈴木徹郎の解説によれば、「ムーミンは動物か、人間か?」と問われ、スウェーデン語話者トーベの答えは、「スウェーデン語: Varelser」(存在するもの)でありムーミンのことを決して妖精とは答えなかった[1]。精霊や妖怪ではなく、はっきり目に見えなくてもすぐ近くで生きている存在だと、伝えたかったためかもしれない[要出典]。
ムーミンの物語に登場するトロールは、トーベ・ヤンソンが独自に創造した架空のいきもので、「トロール」という名称のみ借りている。人型の登場人物も人間ではなく、同様に架空の小人の一種である[注 2]。その反面、原作に登場するミムラやムーミントロールたちより、わざわざ圧倒的に大きく描いたキャラクターがあり、『ムーミンパパの思い出』でミムラたちが住む丸い丘の国の王は人間の可能性がある[要出典]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3
参考サイト <サブカルWorld>(16)ムーミンの魅力に迫る 世代超え愛される親しみやすさ:東京新聞 TOKYO Web
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