時代は巡る、歴史は繰り返す
イスラエルの歴史をみると、創造主である神【主】との関係が良好なときに、平穏で繁栄がありました。
しかし、その関係が悪くなると、衰退と混乱がともない、紛争に巻き込まれたのです。
神政政治の時代とは、異なる要素もありますが、今のイスラエルが、創造主である神【主】と正しい関係にあるとは見えません。
中東の小国は、世界中の金融や軍需などのスポンサーで何とか維持されているという見解があります。
つまり、人間的な努力が最大限で、現状維持していると言うことも出来るでしょう。
世界的に見れば、紛争のタネが蒔かれ、衝突が起きて当然の仕掛け的な動きを感じます。
歴史を振り返れば、そのような要素が発端となって、世界大戦に至ったという考え方も出てきます。
昔ならば、帝国主義という枠組みに入った大勢力が台頭しました。
しかし、それらは、盛者盛衰の道筋をたどっています。
でも、それは、次から次へと姿やカタチを変えて、出ては消えを繰り返しています。
やがて、大患難時代には、強大なチカラを結集した帝国が登場すると預言されています。それが、大バビロン=世界統一政府です。
それがどの様なカタチで出現するのか? 具体的にはわかりません。
でも、原則として、サタンに感化された人間の画策だけでは、成立しないようです。創造主である神【主】の許可がないと実現しないのです。今は、人間が画策している段階です。
一人一人に与えられているチャンスを考えながら、それぞれの決断をする必要があるのです。
イスラエルにとっては、反ユダヤ主義の台頭が、ダメージになっている一面もあります。
これは、宗教改革の立役者だったルターも、意図してか?意図せずか?はかりかねますが、加担する動きをしました。このサイトで後に公開される「再逮捕されサンヘドリン裁判へ」の中で、ユダヤ人の民族的な葛藤について述べています。
人間の防衛本能は、身を守るためには非常に大切な要素です。
しかし、それが、正常に発揮できないと免疫系にダメージが及びます。
紀元1世紀、メシアであるイエスを十字架刑にするためにローマに引き渡した事は、イスラエル民族に加害感情を残し、全人類には、「罪」からの解放と「永遠の命」すなわち「永遠の幸福マインド」をもたらしました。
これから先、イスラエルが加害感情から解放される瞬間が訪れます。
それは、大患難時代の終わりの三日間です。
先祖が十字架刑にしたイエスが、唯一のメシアである事を受け入れるのです。
それによって、ユダヤ人は創造主である神【主】との正しい関係に立ち返る事が出来るのです。そこで、栄光のメシアであるイエス・キリストが再臨されるのです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません