騙されたと思う前に相談できるように 「カルトマーケティング 雨宮純著」
特殊詐欺というと、いかにもスマートな印象を感じます。
しかし、悪質極まりない手口が横行しています。
主犯格は、まず、捕まえられません。
闇バイト募集で、手先になる数段階の人をバリアーとして利用するようです。
古くからある原野商法をマネしたり、アレンジしたりして、より巧妙化しています。
詐欺に遭いやすい人は、何度も騙される傾向があるのです。
原野商法の場合、価値のない原野を高値で販売します。被害に気づいた人たちが被害者の会を結成します。そうすると、手っ取り早い解決があると解決希望者から着手金を受け取りドロンします。そして、そのリストを転売します。そのリストを使って、助けると言いつつ着手金を受け取りながら、また、ドロンするのです。
周囲を見回すと、イイ人ばかりに見えるときがあり、何かで誰かに騙されると、周囲のみんなが騙す人に見えたりして、疑心暗鬼になります。
そんな時には、利害関係の無い第三者の参考意見を聞くというのが、クールダウンに役立ちます。
宗教的な高価な何かを買わされそうになった。
表札や印鑑を買わないと死ぬと言われた。
知り合いに紹介されたものが、怪しい系のマルチ販売だった。マルチ販売自体は合法ですが、運営やアイテムが怪しいものが多いと感じています。
そのように、不安を感じても、身近な誰かには、相談しづらい時には、下記の窓口が何かのアドバイスをしてくれる可能性があります。
ものを売買するのは、口約束でも契約です。それが、正しく履行されないと考えるのなら、サインをしないこと、はんこを押さないこと、お金を払わないことを原則にするのがよろしいと考えています。
ものの値段は、自分で価値判断をすれば良いので、自分がそのものを相応の価値だと判断して、自己責任でお金を使う自由もあります。
お金の使い方は、難しいですよね。
国民生活センター
https://www.kokusen.go.jp/
国民生活センター: 全国の消費生活センター等
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消費者ホットライン
局番なしの「188」から管轄の消費生活相談窓口に接続
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